朝の西新宿。
30歳台のサラリーマン風の男が歩いている。西郷隆盛をちょっと薄味にしたような、まゆの太い小さめの男だ。ドトールの紙袋を持っている。その男が前方を歩く女性へ寄っていく。そして至近距離になったところで、後ろから押された風に自らバランスを崩して、その女性に密着し膝カックン。知り合いかと思ったが、無言のまま。なぬー。
つづいて男は右前方の別の女性の方へ向かう。そして女性の横を追い抜く直前にひじを横につきだして、ひじだけ密着。今度こそ知り合いかと思ったが、やっぱり無言のまま。これはチカン予備軍では? イヤーン。東京は怖いなー。
と、思っていたら、昼休み、職場の談話室にその男が!! ←この段落だけウソ。