江戸東京博物館へを見に行った。原画とためし刷りと完成版が並べて展示されていた。原画では淡い色調で表現されているものが多い。夜に明かりが照らす表現と、夕焼けの情景は巴水の特徴だが、これが版画では原画より強調して表現される。原画にこだわらず版画に向いた表現を追求し、作品によっては色合いを変えた別バージョンを制作している。同じ線でありながら、別な時間の描写になっており、版画であればこそ可能な表現である。なんかつまんない文章だな。
江戸東京博物館は巴水の原画を何点も所有しているとのこと。巴水とどういったご関係で?