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tishi diary

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2011-04-18

_ FreeBSD8.2に挑戦

UN*X系OSには、SystemV系、BSD系、Linux系といろいろある。自分はその昔BSD派であった。私用のPCもFreeBSDで使っており、バージョン3.5あたりまでは、これで暮らしていたほどである。10年ほど前のことだ。

その後、LinuxカーネルしかないOpenBlocks200を購入したり、たまたま自宅サーバにVineLinuxを導入したりと、気が付くとLinuxを使っていた。ユーザーランドはたいして変わらず、最大の違いであるKernelにいたっては使っているほうからすると、あまり関係ない。

先日、ZFSというファイルシステムの存在を知った。ファイルシステムレベルで冗長化できたり、自由にディスクを追加・削除できたりと高機能で先進的なファイルシステムである。これを実装しているのはSolarisとFreeBSDである。そこで昔使っていたFreeBSDの導入に挑戦してみた。

OSのインストーラはテキストベース。いまだにNEC PC98シリーズをサポートしている。インストール直後はCUI。デフォルトのshellはcsh。10年前と同じである。この硬派なところが好きでFreeBSDを使っていたのだった。

いざ使ってみると意外にユーザーランドでは違いがあり、コマンドのオプションがいちいち違う。ファイルの配置もいまどきのLinuxとはずいぶんと異なっていて、どこになんのファイルをおく作法なのか、さっぱり勘が働かない。ユーザーランドはたいして変わらないなんて思っていた割にこのへたれぶり。

最終的にはFreeBSDになじめず、もともと使っていたVineLinuxで行くことにした。めでたしめでたし。その昔はBSD好きだったのになあ。ちょっと残念。


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