ぷらっとほーむからはOBS600用にDebian Squeezeのディスクイメージが提供されているが、CFからブートするイメージではない。これってRamdiskのファイルシステムにCFの内容をunionfsでかぶせるの? なんかよくわからないイメージである。というわけで、CFブートでSqueezeを動かすには、Lennyからupgradeするのがはやい。手順は「」に従って作業すればよい。/etc/apt/sources.listをsqueezeに向けて、apt-get update, apt-get upgradeして、再起動後、apt-get dist-upgradeでOK。
ここまでやっても依然、NFSクライアントはダメである。Linux Kernelを上げてみるか…。
Linux Kernelのバージョンを上げてみる。OBSでネイティブコンパイルすると何時間かかるかわからない。幸い、SSD/Linuxのi386 VMWareイメージがある。これをつかってOBS600のKernelを含むファームウェアをクロスコンパイルで作成する。Kernel 2.6.32まではカーネルコンフィグの面倒無く上げられるのでおすすめ。SSD/Linuxのソースツリーには2.6.39まで存在するが、カーネルコンフィグが必要なのでおすすめできない。どう設定していいかわかんないし。
クロスコンパイルは面倒なのだが、OBS600 Debian環境でのネイティブでのコンパイルはさらに面倒であるうえ、ramdiskブート用のファームウェアを作ることはできない。
くわしくはこちら
ここまでやったらさすがにNFSクライアントもSegmentation Faultすることなくmountできた。AUTOFSもだいじょうぶ。めでたしめでたし。